【仲町の家】パイロットプログラム ボム・ジェウォン「それらが現れる」開催
2024年10月19日(土)〜11月4日(月祝)に「仲町の家 パイロットプログラム」としてボム・ジェウォン「それらが現われる」を開催いたします。
※仲町の家 パイロットプログラム
仲町の家では「音まち千住の縁」の主催事業だけでなく、さまざまな方々や団体と共に家の活用法や可能性を探っていく「パイロットプログラム」を開催しています。
ボム・ジェウォン「それらが現れる」
「仲町の家」に初めて訪れた時、古民家を美術、音楽、映画などジャンルに問わず、さまざまな芸術の発信地として活かしていることがとても印象深かった。長い間、一家族のお住まいから始まり、現在は文化空間として人々を迎えてきた「仲町の家」には、万感の思いが積み重なってきたと思う。
私は「境界」をテーマとした作品を制作している。境界は二つ以上を区切る領域を意味しながら、二つの文化が衝突し、新たな想いと認識が芽生える積集合のような領域でもあると考える。
昔ながらの建物らしく、大きな面積がたくさん区切られており、所々にある襖によって空間を一つに広げたり、区画を分けていくつかの狭まい空間をつくることもできる「仲町の家」は、私が近年取り組んでいる「境界」というテーマを表現するのにとても相応しい空間であった。自由自在にセクションを分けられる場所の特徴は、内と外の文化が触れ合い、リズム感のあるしなやかな空間づくりができると思った。
また、今までその場に蓄積されてきた思い出、現在行われているイベント、そしてこれから企画され る多くの文化活動を横から観察したり、想像したりしながら、作品のインスピレーションを受けた。 今回の展覧会を機に、これまでの私の経験と「仲町の家」での出会いを結びつき、新たな生命が誕生することを期待する。
会期:2024年10月19日(土)-11月4日(月祝) ※土・日・月・祝のみ公開/10:00-17:00 OPEN
会場:仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)
アーティスト:
ボム・ジェウォン BEOM JAEWEON
「境界」をテーマとし、異なる二つの文化を行き来しながらその間の領域に注目し、主に繊維素材と 染色技法を用いるテキスタイルを通じて「間」で感じる想いや感情を可視化する作品を制作する。
主催:ボム・ジェウォン BEOM JAEWEON
Instagram: @beom.jae.weon
WEB:https://www.beomjaeweon.com/
※本企画は「アートアクセスあだち音まち千住の縁拠点形成事業パイロットプログラム」の一環で実施しています。
※イベントの予定は都合により変更となる場合がございます。事前に仲町の家SNSなどをご確認いただいた上でご来場ください。