2020.7.16
10月31日(土)“千住の1010人 in 2020年” 開催に向けて動き出します!

1010人の演奏者たちによる、一日限りのコンサート!
\どなたでも、どんな楽器でも参加できます/
千住(せんじゅ)地域を舞台にした1010(せんじゅう)人の演奏者によるコンサート “千住の1010人 in 2020年” 。本企画は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期を発表していましたが、いよいよ延期後の開催予定日 2020年10月31日[土](予定) に向けて動き出します!
詳細は未定ですが、作曲家・野村誠とともに様々な開催形態を見据えながら、一日限りの光景を実現すべく邁進してまいります。本番を目指し、今後、オンラインイベントや参加型演奏会といった企画のほか、オンラインでの練習会も続けていく予定です(楽譜はこちら)。
7月以降にも、さっそく企画実現に向けた打ち合わせ、練習を実施予定です!「参加してみたい!」「見てみたい!」「最新情報を知りたい!」という方は、ぜひメールニュースにご登録ください。1010人で、奇跡の音楽を実現する1人になってみませんか?
▶ メールニュース登録はこちらから(1分で完了します!)
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※ 当初の企画案についてはCINRA.NETによるインタビュー記事「だじゃれで超える分断。音が繋ぐ人。『だじゃれ音楽祭』のロマン」を、ぜひご覧ください。
2020.7.11
アーティスト・クロストーク《オンライン》 #01 開催

ひょうたんから駒が出るようなはなし
― まち、人を動かす、名づけられない「作品づくり」について ―
【終了しました/アーカイブ後日配信予定】
https://www.youtube.com/channel/UCUqWAjHaMyA_Ssw21TlhHiw
「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(通称:音まち)」では、まちなかを舞台に多彩な分野で活躍するアーティストを招聘し、10年にわたって市民参加型プログラムを展開してきました。それらの作品づくりの過程には、アーティストのみならず、まちの人びとが参加者として関わっています。作曲家・野村誠がディレクターを務める企画「千住だじゃれ音楽祭」では、有志の市民団体「だじゃれ音楽研究会」のメンバーが中心となり、イベントへの出張や、演奏会への出演を続けてきました。
参加者たちの関わりは必ずしも想定通りにはならず、様々な出会いや偶然によって作品がつくられていきます。ときには、ひょうたんから駒が出るような出来事が重なりながら、まちや、人を動かすまでにプロジェクトの裾野は広がっていくようです。今回のクロストークでは、それら「名づけようにも、名づけられない」緩やかな作品づくりについて掘り下げていきます。
ゲストにお迎えするのは、日本各地の芸術祭やアートプロジェクトにおいて、市民参加による作品づくりを続けてきたアーティスト・コレクティヴ「Nadegata Instant Party」の中崎透さん、山城大督さん、野田智子さんです。どのようにして参加者たちを巻き込み、作品として結実させてきたのか、彼らの目指す風景に野村さんも興味津々の様子。
夏の夜に繰り広げられる、自由気ままなクロストーク。YouTubeチャットでは、皆さまからお二組への質問も受け付ける予定です。どうぞ、お楽しみに。
▶ 概要
アーティスト・クロストーク《オンライン》#01「ひょうたんから駒が出るようなはなし」
日 時:8月5日(水)19:30〜21:00頃
出 演:野村誠(作曲家/千住だじゃれ音楽祭ディレクター)、Nadegata Instant Party(アーティスト・コレクティヴ/中崎透・山城大督・野田智子)
解 説:熊倉純子(東京藝術大学教授/音まち千住の縁プロデューサー)
視聴料:無料(通信料はご負担ください)
視聴方法:音まちYouTubeChannelからライブ配信(https://www.youtube.com/channel/UCUqWAjHaMyA_Ssw21TlhHiw)
※ スタッフおよび出演者はそれぞれ遠隔からの参加となります。
※ 内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
▶ 「野村誠 千住だじゃれ音楽祭」について
野村誠がディレクターを務める「千住だじゃれ音楽祭」は、2011年から足立区地域を中心にはじまったアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」が展開するプログラムのひとつです。本企画は「だじゃれ」の音やリズム、あるいは別の事象を一つに結びつける創造力を活かした作曲の実践であり、有志の市民団体「だじゃれ音楽研究会」と活動をともにしてきました。そして、2020年10月には、足立区千住(せんじゅ)地域を中心にした1010(せんじゅう)人による市民参加型コンサート「千住の1010人 in 2020年」を計画しています。
・Facebookはこちら↓
https://www.facebook.com/dajare.music
・「千住の1010人 in 2020年」特設メールニュース登録はこちら↓
https://aaasenju.wixsite.com/dajaremusic/2020
▶ 「アーティスト・クロストーク」について
2020年度に活動10年目を迎える「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(通称:音まち)」が企画するトークシリーズです。これまで「音まち」に長く関わってくださったアーティストの方々と、活動の垣根を超えた様々なゲストとが雑談のように語らいながら、トークテーマを掘り下げていきます。
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主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
※ 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※ 「千住の1010人 in 2020年」における墨田区・台東区との提携については、令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考し実践する人材育成講座 Meeting アラスミ!」の一環として行われる予定です。(リンク:公式WEBサイト)
2020.5.26
「第4回 だじゃれ音楽研究大会」オンラインで5月31日 開催

【★ 配信は終了しました:配信アーカイブはこちら! ★ 】
だじゃれを交えたトーク(基調講演)や、「だじゃれ音楽」レパートリーの演奏、ゲストと「だじゃれ音楽研究会(通称:だじゃ研)」メンバーによるユニークな発表まで…2016年からはじまった伝説のイベント「だじゃれ音楽研究大会」をオンラインで開催します。
今回も作曲家・野村誠さんに加え、海を越えてスペシャルなゲストの皆様にもご参加いただく予定です。「だじゃれ音楽」ならではの盛りだくさんの内容でお送りします。
5月31日(日)は、当初、1010人で奏でる街なか演奏会「千住の1010人 in 2020年」の開催日でした。悔しくも2020年10月に延期となりましたが、「千住だじゃれ音楽祭」として、いまここでできることを実感するイベントになればと願っております。
ぜひ、みなさまご視聴ください!
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野村誠 千住だじゃれ音楽祭「第4回 だじゃれ音楽研究大会《オンライン》」
― “千住の1010人 in 2020年”に向けて―
日 時:2020年5月31日(日) 15:00〜 ※2時間程度
出 演:野村誠、佐久間新、アナン・ナルコン、メメット・チャイルル・スラマット、だじゃれ音楽研究会 ほか
視聴料:無料(通信料はご負担ください)
視聴方法:こちらのURLにて15:00から配信を開始する予定です = https://youtu.be/OmQaZYotb9M
タイムテーブル(予定)
開 幕(15:00頃〜)
第一部(15:05〜15:25頃):トークライブ
第二部(15:25〜16:10頃):だじゃれ音楽研究会による実験紹介
休 憩(10分間程度)
第三部(16:20〜16:50頃):海外ゲストからの企画紹介
第四部(16:50頃〜):即興セッション
※ スタッフおよび出演者はそれぞれ遠隔からの参加となります。
※ 内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
千住だじゃれ音楽祭 Facebookはこちら → https://www.facebook.com/dajare.music
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主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
助成: 国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成
※ 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※ 「千住の1010人 in 2020年」における墨田区・台東区との提携については、令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考し実践する人材育成講座 Meeting アラスミ!」の一環として行われます。
2020.3.23
【重要】「千住の1010人 in 2020年」延期のお知らせ

2020年5月31日(日)に予定していた「千住の1010人 in 2020年」につきまして、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、主催者間で協議した結果、誠に残念ながら 【延期】 と決定させていただきました。楽しみにお待ちいただいていた皆様、ご協力いただいていた皆様につきましては、大変申し訳ございません。
延期と判断した主な理由といたしましては下記のとおりです。
・3月の練習会中止、4月の練習会についても開催の見通しが立たず、丁寧に演奏者を集めながら練習を重ねるプロセスが困難であるのみならず、5月以降も練習会開催の目処が立っていないこと。
・参加者募集にあたって、来場者の皆様およびマネジメントスタッフが安心して参加できる場をつくるには時期尚早であると判断したこと。
演奏者の皆様はもちろんのこと、事務局一同、各所から多大なご協力を賜りながら日々奔走してまいりました。いよいよ、本格的に練習会や参加者募集がはじまろうとした矢先での困難に際し、このような決断に至ったことには悔しい思いもありますが、だからこそ、1010人の演奏者が集まる一日限りの光景を目指して「千住だじゃれ音楽祭」にできることを考えてまいります。
現在、「千住の1010人 in 2020年」は 【2020年10月頃】 の開催に向け、再び準備を進めています。詳細は決まり次第お知らせいたしますが、延期の決定に伴い本企画のディレクターである作曲家・野村誠さんから、皆様へメッセージがございます。
5月31日に予定していた「千住の1010人 in 2020年」を、10月に延期することになった。計画通りに行えないのは、実はすごく悔しい。大変な苦労をして準備してきたスタッフ、仲間たちの気持ちを思うと、本当に残念で胸が痛くなる。でも、その苦労の成果を5月31日に実現できるには、不安材料が多すぎるので、延期の決断をした。悔しいが、話し合いの末、これが最善だと判断した。
我々の決断は延期であって、中止ではない。我々「千住だじゃれ音楽祭」の9年間は、予想外のハプニングや無茶振りの連続で、みんなそれらを乗り越えてきたから今がある。だから、今こそ、我々のこれまで培ってきた柔軟力を発揮する場面だ。ぼくたちの企画で、計画を変更しなかったことなんてない。これまでの9年間、ぼくたちは、前向きにどんどん変更してきた。変更に対応して即興で演奏するし、変更に対応する柔軟なマネジメントをしてきた。だから、本番が5ヶ月先に延期になったことだって、前向きにとらえられるはずだ。5ヶ月準備期間が増えることで、ぼくたちの企画を、さらに面白く充実したものに変更できるチャンスだ。
今、新型コロナウイルスとともに生きる中、ぼくたちは、アートのこと、コミュニケーションのこと、交流のこと、隔離のこと、地域のこと、世界のことなど、各自いろいろ考えている。そこには、すごい可能性があると思う。また、歴史上の様々な疫病に対して、過去の音楽がどう振る舞ってきたのかも、改めて考え直す機会にもなっている。これも、すごい可能性がある。だから、今、しっかり考えて、しっかり休んで、しっかり体力をつけて、10月の実現に向けて、もう一度、仕切り直そうと思う。2021年以降の未来にも繋がっていく波動となるような音楽のやり方、プロジェクトの組み立て方を、再検討してリベンジしよう。まずは、延期のご報告と決意表明。うん、ぼくらのやり方で成功させよう。どうぞ、よろしくお願いいたします。
野村誠
本番を楽しみにお待ちいただいていた皆様をはじめ、さまざまな形でご協力くださっている皆様につきましては、重ねてお詫び申し上げるとともに、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。2020年10月の開催に向け、公開ミーティングや練習会、地域のイベントへの出張など、さまざまなプログラムを展開していきたいと考えております。引き続き、皆様におかれましては「千住の1010人 in 2020年」実現に向け、お力添えいただければ幸いです。
今後とも、何卒「千住だじゃれ音楽祭」を宜しくお願い申し上げます。
2020年3月23日
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 事務局