「千住だじゃれ音楽祭」ディレクター。8歳で作曲を始める。中学時代は落語研究会に所属。2004年、野村幸弘とアジアの即興音楽を調査し、映像ドキュメントを開始。これまでに、タイ(2004, 2007)、インドネシア(2005)、カンボジア(2007)、台湾(2011)、マレーシア(2013)にて現地のアーティストとのセッションを撮影し、「アユタヤ」、「ポンジョンの丘」、「高雄生活藝術」など、約20本のドキュメンタリー映像を制作。また、こうした調査で出会ったアナン・ナルコン(タイ)、ヨハネス・スボウォ(インドネシア)らと即興グループ「I-Picnic」を結成し、イギリス、オーストリア、イタリアで公演とワークショップを行う。2013年には、日本財団APIフェローシップによりタイのシラパコーン大学にレジデント・コンポーザーとして1ヶ月滞在し、タイ国内の5都市で、小学校、高校、大学、ラジオ局、アートギャラリー、ライブハウスなどで、さまざまなコラボレーションを行った。東南アジアの作曲家のインタビューや共同作曲をまとめたウェブサイト「Practice and Documentation of Collaborative Composition in Southeast Asia」を開設。最新のプロジェクトは、「瓦の音楽」と「だじゃれ音楽」。CD「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、著書に「老人ホームに音楽がひびく」(晶文社)などがある。 https://d.hatena.ne.jp/makotonomura/
本事業「千住だじゃれ音楽祭」では、2020年5月に千住(せんじゅ)に1010(せんじゅう)人が各地から集う参加型音楽祭「千住の1010人 in 2020年」を予定していましたが、社会状況を鑑みて事業方針を転換します。2020年度は、当初予定していた演奏者が一堂に会する一日限りのイベント(in 2020年)ではなく、時間や空間を拡張した「千住の1010人 from 2020年」として活動を展開し、様々なオンライン企画や演奏実験を重ねてきました。
本事業「千住だじゃれ音楽祭」では、2020年5月に千住(せんじゅ)に1010(せんじゅう)人が各地から集う参加型音楽祭「千住の1010人 in 2020年」を予定していましたが、社会状況を鑑みて事業方針を転換しました。本作を通じて、演奏者が一堂に会する一日限りのイベント(in 2020年)ではなく、今の時代を映し、まちなかからオンラインへと時間や空間を拡張した「千住の1010人 from 2020年」として、これからの参加型音楽の可能性をみなさんと考えてゆきます。