2021.1.14
「世界だじゃれ音Line音楽祭 Day4」開催!(令和3年1月24日)
「千住の1010人 from 2020年」の一環として、それぞれの場所からオンライン演奏を楽しむフェスティバル「世界だじゃれ音Line音楽祭 Day4」を、2021(令和3)年1月24日(日)に開催します。今回は、本企画のディレクターであり作曲家である野村誠が、多彩なゲストとともにZoom演奏を披露!
《 アーカイブはこちらから!》
①15:00- 安野 太郎 『時空を超えたZOOMbie音楽』
:作曲家。代表作に『ゾンビ音楽』など。2019年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家の一人。
②16:00- 宮田 篤 『思い出せ!らくがっき』
:美術家。10年前の千住だじゃれ音楽祭にも参加。ワークショップやドローイングによる作品制作。
③17:00- Simon Rummel 『After Sleeping in a Holy Place [聖なる場所の眠りのあと]』
:作曲家、サウンドアーティスト。自作楽器も手掛け、今回はオルガンのあるドイツの教会から参加。
④18:00- 奥田 扇久 『ひょうたんから駒った』
:玩具や日用品での演奏や、瓢箪(ひょうたん)を栽培し、楽器をつくるプロジェクトなども展開。
※ 各回30-45分程度を予定
演奏者がリアルな場で一堂に会することの難しい時代に、「千住の1010人 from 2020年」として動き出した本プロジェクト。画面の向こうで音色と映像が移り変わり新年を彩る特別な1日をお届けします。ぜひ、ご覧ください!
★ 演奏の視聴はこちらから [音まちYouTubeチャンネル] から
▶企画概要
千住だじゃれ音楽祭 presents 千住の1010人 from 2020年
「世界だじゃれ音Line音楽祭 Day4」(International Online Festival of Pun-filled Music Day4)
日時:2021年1月24日(日)
①15:00- 安野太郎+野村誠
②16:00- 宮田篤+野村誠
③17:00- Simon Rummel+野村誠
④18:00- 奥田扇久+野村誠
出演:野村誠(作曲家)、安野太郎(作曲家)、宮田篤(美術家)、Simon Rummel(作曲家、オルガン奏者)、奥田扇久(創作ひょうたん楽器奏者)
視聴料:無料(通信料はご負担ください)
事前申込:不要
視聴方法:音まち公式YouTubeチャンネルからライブ配信。
▶ ゲスト・プロフィール
安野太郎(やすの たろう)|作曲家。1979年、東京生まれ。東京音楽大学作曲科卒業、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程在籍。テクノロジーと社会、人間の関係性を背景に、音楽をその価値基準から問い直す制作活動を行っている。代表作に自作自動演奏機械の為の音楽「ゾンビ音楽」シリーズ等。作品は国内外で発表されている。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表作家の一人。
宮田篤(みやた あつし)|美術家。1984年愛知県生まれ、東京都在住。2009年愛知県立芸術大学大学院美術研究科美術専攻修了。2011年より取手アートプロジェクト コアプロジェクト《アートのある団地》 パートナーアーティスト [宮田篤+笹萌恵](茨城県取手市)。おとなもこどももあそべるぶんがく「微分帖」など、ワークショップやドローイングによって他者との関わりの中にある差異を見つめることを制作の契機にしている。おもな活動に「セカンド・フラッシュ」岐阜県美術館(2019)、「わくわくなおもわく」はじまりの美術館(福島、2019)、「びぶんブックス」トーキョーアーツアンドスペース本郷(2019)、「微分帖/ビブンマンガ/びぶんえほん」愛知県芸術文化センター(キッズトリエンナーレ あいちトリエンナーレ2013)など。https://divnote.mystrikingly.com/
Simon Rummel(ジモン ルンメル)|1978年ドイツ・トリアー出身の作曲家、演奏家、サウンドアーティストである。微分音響を探求しており独自の楽器、自動演奏装置を製作している。主宰する「ジモン ルンメルアンサンブル」では、記譜された作品のみならず即興演奏含む作品をレパートリーとしている。その作曲活動はコンサートホールにとどまらず、映画、タンツテアターなど広範囲に及ぶ。2018年ゲーテインスティトゥート京都「ヴィラ鴨川」レジデンスアーティスト。現在はケルンに住み、教会オルガニストおよび合唱指導者としても活動している。(写真:渡邉理恵)
奥田扇久(おくだ せんきゅう)|大阪生れ。現在長野県小布施町在住。中学生の頃ビートルズ経由でインド音楽に惹かれ民族音楽に開眼。楽器に限らず玩具や日用品で演奏。様々なユニット参加を経て、1993年頃から瓢箪を栽培し楽器を作って演奏。栽培から始める「ひょうたんオーケストラプロジェクト」開始。2019年CD「とちうで、ちょっと〜おくだりょうとひとりひょうたん楽団」を自主制作。
http://enyusha.com
▶ 最新情報
特設ウェブサイト:https://aaasenju.wixsite.com/dajaremusic
特設Facebook:https://www.facebook.com/dajare.music/
音まち公式YouTube:https://www.youtube.com/user/otomachisenju
▶「千住の1010人 from 2020年」とは?
当初「千住の1010人 in 2020年」と題し、まちなかを舞台にした参加型コンサートを2020年5月31日に予定していました。しかし、昨今の社会状況を鑑みて、今年度は映像を主体とした音楽作品を制作、公開します。すなわち、1010人の演奏者が一堂に会する一日限りのイベントではなく、オンラインを中心としたプログラムを重ね、電車、船、まちの風景を収録、それぞれの映像を組み込み編集することで、音楽作品を制作します。2020年一度きりのイベント(in 2020年)から、時間や空間を拡張し、2021年以降の音楽をみなさんと考え、実践する「千住の1010人 from 2020年」の実現を目指します。
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
後援:墨田区、台東区
協力(予定):京成電鉄株式会社、(公財)東京都公園協会 東京水辺ライン、国際交流基金アジアセンター
※ 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※「千住の1010人 from 2020年」における墨田区・台東区との提携については、令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考し実践する人材育成講座 Meeting アラスミ!」の一環として行われます。
※ プログラムの内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。