2021–22

千住だじゃれ音楽祭

音楽家 野村誠を中心に展開している「千住だじゃれ音楽祭」は、地域の人たちが、気軽にだじゃれを言い合い、そこから音楽を生み出し、市民と共に作り上げる音楽プロジェクトです。「だじゃれ」は、別々の言葉をつなげることで生まれるパワーを楽しむものであり、「だじゃれ音楽」は、その力を活かした、新しい作曲方法の開発に向けた取り組みでもあります。

野村 誠 |のむら まこと

「千住だじゃれ音楽祭」ディレクター。8歳で作曲を始める。中学時代は落語研究会に所属。2004年、野村幸弘とアジアの即興音楽を調査し、映像ドキュメントを開始。これまでに、タイ(2004, 2007)、インドネシア(2005)、カンボジア(2007)、台湾(2011)、マレーシア(2013)にて現地のアーティストとのセッションを撮影し、「アユタヤ」、「ポンジョンの丘」、「高雄生活藝術」など、約20本のドキュメンタリー映像を制作。また、こうした調査で出会ったアナン・ナルコン(タイ)、ヨハネス・スボウォ(インドネシア)らと即興グループ「I-Picnic」を結成し、イギリス、オーストリア、イタリアで公演とワークショップを行う。2013年には、日本財団APIフェローシップによりタイのシラパコーン大学にレジデント・コンポーザーとして1ヶ月滞在し、タイ国内の5都市で、小学校、高校、大学、ラジオ局、アートギャラリー、ライブハウスなどで、さまざまなコラボレーションを行った。東南アジアの作曲家のインタビューや共同作曲をまとめたウェブサイト「Practice and Documentation of Collaborative Composition in Southeast Asia」を開設。最新のプロジェクトは、「瓦の音楽」と「だじゃれ音楽」。CD「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、著書に「老人ホームに音楽がひびく」(晶文社)などがある。
https://d.hatena.ne.jp/makotonomura/

過去の千住だじゃれ音楽祭
・2011-13年度
https://aaa-senju.com/2013/nomura
・2014年度
https://aaa-senju.com/2014/nomura
・2015年度
https://aaa-senju.com/2015/nomura
・2016年度
https://aaa-senju.com/2016/nomura
・2017年度
https://aaa-senju.com/2017/nomura
・2018年度
https://aaa-senju.com/2018/nomura
・2019年度
https://aaa-senju.com/2019/nomura
・2020年度
https://aaa-senju.com/2020/nomura


助成:国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成令和3年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考し実践する人材育成講座 Meeting アラスミ!」