千住人情芸術祭・1DAYパフォーマンス表現街 開催!
商店街を表現街に!?表現いろいろ、ささやかな祝祭
「千住・人情芸術祭」は、人と人との価値観や感情のやりとりを「人情」と捉えて、多様な表現者を受け止める舞台です。「1DAYパフォーマンス表現街」では、江戸時代から人びとの交流と文化の根付く場所であった千住ほんちょう商店街(旧・日光街道)を会場に、公募で集まった多様なジャンルのパフォーマーがまちで表現を繰り広げるほか、ゲストアーティストによる特別パフォーマンスも行います。
日時:2023年11月12日(日)14時-16時30分(予定) ※雨天時会場変更、荒天中止
会場:千住ほんちょう商店街(東京都足立区千住)
協力:千住本町商店街振興組合、足立成和信用金庫、千住本町五町会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 [地域芸術文化活動応援助成]
※13時-14時に千住本町商店街振興組合主催のこども大名行列が開催されます。
※ 当日のタイムスケジュール等の詳細は本ウェブサイトにてお知らせしていきます。
※ 内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
■ゲストアーティスト
野村誠(作曲家) + だじゃれ音楽研究会
作曲家・野村誠を中心に活動する「千住だじゃれ音楽祭」は、地域の人たちが、気軽にだじゃれを言い合い、そこから音楽を生み出し、市民と共に作り上 げる音楽プロジェクトである。足立区の魚市場を舞台に1010人の演奏者によるコンサート「千住の1010人」(2014年)や 、アジアの作曲家や民族音楽学者とのコラボレーションも実施。 ディレクターの野村誠は、ピアノ、三味線、ガムラン、オーケストラ、瓦、プールなど、あらゆる音から音楽を生み出し、世界各地の人々や動物と交流する作曲家であり、著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか。そして、「千住だじゃれ音楽祭」の中核を担う「だじゃれ音楽研究会(通称だじゃ研)」は、楽器経験の有無や年齢、住まいも問わずさまざまな人が集う市民有志の音楽団体である。コンサートや即興セッション、それに向けた練習・ミーティングへの参加などを中心に活動。
野木青依 (マリンバ奏者 / アーティスト)
11歳からマリンバ演奏を始める。桐朋学園大学音楽学部卒業後、2018年8月メルボルンにて「第5回全豪マリンバコンクール」第3位並びに新曲課題における最優秀演奏賞受賞。2019年頃より即興演奏を表現方法のベースに「偶然」と「交流」を重視した企画・作品を発表。マリンバと街を練り歩く「マリンバ・ネリネリ」シリーズ、街や家に滞在する「マリンバさんのお引越し」など。2022年「ファッションを演奏する」を発表。服の〝もと〞である型紙や布を楽譜として読み解き、生演奏とパフォーマン スで観客に共有した。
大西健太郎(ダンサー / パフォーマンス アーティスト)
1985年生まれ。その場所・ひと・ 習慣の魅力を発掘し出会う過程を通じて「こころがおどる」風景を舞台に パフォーマンス作品を制作する。また、住まう地域、国、言語、世代、障がいの有無など、異なる背景を持つ「他者」との恊働を軸とした参加型のプロジェクトを行う。東京藝術大学大学院 先端芸術表現科修了後、東京谷中界隈の路上ダンス・パフォーマンスシリー ズ〈風〉を公演 。2020年のパンデミック以降、手話をもとにした詩の朗読表現に着想した〈手レよむダンス〉を行う。こども創作教室〈ぐるぐるミッ クス〉主宰。板橋区立小茂根福祉園で のパフォーマンスプロジェクト〈こもね座〉を展開する。