2014 02 27
大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」
日程:平成26年3月21日(金・祝)14―19時 ※雨天時は内容変更
料金:無料(申込不要) ※屋台は一部有料
出演:大友良英スペシャルビッグバンド[大友良英(ギター・バンジョー)、江藤直子(ピアニカ)、
出演:近藤達郎(クラリネット)、鈴木広志(サックス)、東涼太( サックス)、今込治 (トロンボーン)、
出演:木村仁哉(スーザフォン)、大口俊輔(アコーディオン)、
出演:かわいしのぶ(ベース or ピアニカ、おもちゃ楽器)、小林武文(パーカッション)、
出演:上原なな江(パーカッション)相川瞳(パーカッション)]、遠藤一郎、いろいろ屋台 ほか
協力:NPO法人 千住文化普及会、足立市場協会、菱新運輸株式会社、有限会社千富士オート
会場:東京都中央卸売市場 足立市場[足立区千住橋戸町50]
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約 15分
千住大橋駅から徒歩約 3分[京成電鉄]
※駐車場のご用意はありません。公共の交通機関をご利用ください
3月21日足立市場で大友良英プロデュースの一風変わった縁日を開催します。沢山のへんてこな屋台が出る中、千住フライングオーケストラが音の出る凧をあげたり、大友良英スペシャルビッグバンドの演奏があったり(もちろん“あまちゃん”もやります)、他にもいろいろあります。いろいろやります。春の一日、大人から子供まで、のんびりゆる〜くちょっぴり風変わりな縁日を楽しんでみませんか。
(大友良英)
■いろいろ演目
オープニングセリモニー
秘密のマグロショー
大友良英スペシャルビッグバンド on ターレー
遠藤一郎 よってらっしゃいみてらっしゃい、いまだかつてない大漁旗ランニング/未来龍千住大空凧
千住フライングオーケストラ 音の出る凧/音の出る提灯
■いろいろ屋台
フリージャズCosmos Report屋台、ラス セレシータス、うずまき屋台、さかなうたやさん、シャシャ コーロリン 春の音、箱のたたき売り、音遊び「とねり」小屋、ハ、てづくりがっき「りーるとぅりーる」屋、(その場で中継)ゆびさき森ものがたり、宇宙積み木、へんなうごきサイファー、オバケダイガク、えとことばの釣りぼり、ノイズ占い、あなたにも、「前髪マジックミラー」屋台、はにぃとゆーみんの占いコーナー、日々の花々、似顔絵コン、非公式物産展、喫茶 『図画工作』、おにんぎょうづくり屋台、アラクネ釣り堀、people太のヒトヤ、twinkle、がちゃぽんポエム、かるたかたるや、秒ノイズ、★アロマ&和ハーブハンドケアと和素材ものづくり★、コンクリートドロップ、大人の鬼ごっこ、オノマトペラッパー、仮面屋さん、MD屋 ーまだまだ現役!MDプレーヤー一挙100台、大放出!ー、ジョナクルキャッツ☆、石積みや、ドーナツ屋 アスカタスナ、ぽろっと寄りみち ほくろさんぽ、become works!!、しましま屋台、ピンポンゲーム・跳跳楽、ビリビリ焼きそば(焼きそばは販売してませんよ~)、テキトーに音出そ~よぉ 椅子→弦楽器?、いちまいばなし、おんみつ屋、tokyo african、ちよだ音楽連合会、ハナミヤ、ノイズ占い、おやつ石、旅する服屋さんのしぜんぞめ開運おみくじ、宇宙積み木
橋戸町理事会(もつ煮込み・ソースせんべい・缶ジュース・くじ)、千住河原町自治会(玉こんにゃく)、JOTOクラブ(焼きそば)、千寿城東小学校おやじの会(牛串・マグロ串)、千住魚河岸ねぎま鍋(ねぎま鍋)、おくのほそ道ネットワーク(千寿葱ピクルス・芭蕉煎餅)、宏月(復刻 文化フライ)、千住家元チョコバナナ(チョコバナナ・ポップコーン)、ぺこぺこ亭(フランクフルト・唐揚げ・カレーコロッケ)、ヤッチャイ屋台(北のあま酒ちゃん、惣菜パン、コロッケ、牛鉄板焼き)
などなど
提灯隊 募集
来週、3月21日(金・祝)大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」にて、「音の出る提灯」のクロージング・パフォーマンスに参加していただける方を大募集いたします!
2013年3月に開催されました、「六本木アートナイト2013」において印象的なデビューを飾った後、「すみだ川音楽解放区」、「フェスティバルFUKUSHIMA!」など、活躍の場を広げている、千住フライングオーケストラの「音の出る提灯」。
「音の出る凧」とともに、「空から音が降り注ぐ演奏会」の手法として日々研究を重ねています。
・「六本木アートナイト2013」でのパフォーマンス映像
なんと、ホームグラウンドである足立区千住でのパフォーマンスは、今回が初めて!
更に、音源も新しく大友良英さんが作曲されています。
「縁日」の会場となる足立市場の、朝5時30分からのセリやマグロの解体など、実際の作業現場にて録音した音を素材としている特別な音源です。
このまたとない機会、「縁日」をしめくくるパフォーマンスに、ぜひあなたも提灯隊として参加してみませんか?
【募集概要】
■応募方法
応募受付を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございます。
※応募締切:3月19日(水)
■日時
3月21日(金・祝)18:00〜19:00
※17:30からの準備、リハーサルへの参加が必要となります。
※もちろん、縁日の開始時間である14:00から参加し、縁日を楽しんでいただくのもOKです。
■ 参加条件
・「音の出る提灯」を持って、一緒に空から降り注ぐ演奏会をつくってくださる方。
・約3mの高さ、約3kgの重さがある「音の出る提灯」(高張提灯)を、約50分間持ち運ぶパフォーマンスです。
複雑な動きは一切ありません。提灯を持ち続けることのできる方なら、どなたでも大歓迎です!
■応募締切
3月19日(水)中[先着順]
みなさまのご応募を心よりお待ちしております。
大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」企画担当が語る見どころ
大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」は、誰しもが楽しめる一日です。
3月21日、足立市場でしか体験することのできない縁日が繰り広げられます。遊ぶも食べるも、ひやかすも自由。
なんとなく一日ずっといるのも、ふらっと寄ってみるのもアリです。
60以上の屋台をひやかしていると、突然ターレーの上や、空の上から音が飛び出してきます。
満喫しようと思うと、長い縁日もあっという間に過ぎてしまいそう。縁日に集う人々は、それぞれ自由に過ごしながら、自分だけの楽しみ方を見つけていくのだ、と思います。
さあ、あなたもここで、あなただけの「縁」をつなげてみませんか。
■いろいろ屋台
公募で集まった屋台は、どれも個性的なものばかり。
屋台の名前を眺めるだけでも、妄想が膨らみます。
それぞれの屋台が、それぞれイチ押しの「何か」を、市場の乗り物「ターレー」に広げています。
50以上ものへんてこ屋台が並ぶ光景は圧巻でしょう。全部の屋台を回ってみる? それともあの屋台を何度も楽しむ?
この屋台はなんだろう? あの屋台はどこだろう?
縁日の過ごし方はどこまでも自由です。
のんびりゆる~く、楽しみましょう。
■食べ物屋台
縁日には欠かせない食べ物。
大友良英「千住フライングオーケストラ 縁日」では、足立区千住地域の方々に飲食屋台を出店していただきます。
「焼きそば」や「ソースせんべい」、「チョコバナナ」など縁日と言えばコレ!といった屋台から、足立市場の名物「ねぎま鍋」、心も体も温まる「北のあま酒ちゃん」、足立区発祥「文化フライ」といった幻のB級グルメまで、たくさんの味がズラリ。
地元のみなさまの作る温かい食べ物が、心ゆくまでお腹を満たします。
お腹を空かせてお越しくださいませ。
■いろいろ演目
・オープニングセリモニー
毎朝5時30分からマグロのセリが始まる魚市場 足立市場。
「オープニングセリモニー」では、足立市場で働く本物のマグロ職人が各屋台の屋号を呼びながら、一軒一軒セリ歩きます。
ふだんの足立市場の迫力を伝えるセリの後ろに続くは、大友良英スペシャルビッグバンドのメンバー。
彼らは数ある屋台を、どんな音でセリ落としていくのでしょうか?屋号を呼ばれた屋台から、のれんを出し始めます。
長い縁日の始まりを告げるセリ人のベルの音が聞こえたら、屋台の近くにお集まりください。
・秘密のマグロショー
「秘密のマグロショー」、それはマグロとの○○○?
縁日に来た人だけが、その“秘密”を知ることができます。
事前のご質問には、一切お答えできません。
あなた自身の目で、お確かめください。
・大友良英スペシャルビッグバンド on ターレー
足立市場のみならず、日本中の卸売市場で乗り回されている運搬車「ターレー」。「大友良英スペシャルビッグバンド on ターレー」では、足立市場のみなさまの全面バックアップのもと、ターレーの荷台に大友良英スペシャルビッグバンドが搭乗します。足立市場で働く男たちが運転する黄色いターレーの群れ。
いつもはマグロなどが積まれているターレーに揺られ、大友良英スペシャルビッグバンドは何を思い、どんな音楽を奏でるのか?おそらく、絶好のシャッターチャンスです。
ターレーの一団が現れたら、カメラのご用意を忘れずに。
・遠藤一郎 よってらっしゃいみてらっしゃい、いまだかつてない大漁旗ランニング/未来龍千住大空凧
未来美術家 遠藤一郎は、千住フライングオーケストラの最初期から、ともに凧を飛ばしてきた仲間です。
今回の縁日にも、もちろん出演。
奇しくもターレーと同じ、明るい黄色の「未来へ号」とともに足立市場に馳せ参じます。海の喜びのしるしである大漁旗、足立市場の大空に舞う未来龍千住大空凧。
それらを使って、どんなパフォーマンスを繰り広げるのか、まったく予想がつきません。
とにかく広い足立市場を、これまたドでかい黄色の影が駆け抜けます。
“いまだかつてない”全力の遠藤一郎を見逃すな!
・千住フライングオーケストラ 音の出る凧
“空から音を降らせる演奏会”を目指し、破壊と創造を繰り返してはや3年。
千住フライングオーケストラの旅路は凧とともありました。
縁日でも、いろいろオカシイ音が空から降ってきます。
発泡スチロールが震え、ペットボトルが笛を吹き、ブザーが吊られ、テルミンまでもが空を飛ぶ?
市場ならではの地形を利用したパフォーマンスも。
風の吹くまま気の向くまま、他のどこにもない音楽が即興的に生まれていきます。
縁日の間、いついかなる時でも凧を飛ばすため、メンバーは空と風を見つめ続けます。
暴風と無風を乗り越えてきた千住フライングオーケストラによる“縁日の空から降る音”とは?
風が吹いたら、耳をすましてみてください。
空から降ってくる不思議な音を浴びながら、ゆるやかに時間は流れていきます。
晴天と、程よい強さの風が吹きますように。
・千住フライングオーケストラ 音の出る提灯
クロージング・パフォーマンスとなる“音の出る提灯”。
千住フライングオーケストラがたどり着いた、もう一つの“空から音を降らせる”手法です。
六本木でのお披露目以来、浅草・福島など各地で活躍。
満を持して、ホームである千住での初のパフォーマンスに臨みます。音源も新しく大友良英さんが作曲された、縁日特別バージョンです。
足立市場にて、毎朝5時30分から行われているセリやマグロの解体など、実際の作業現場にて録音した音を素材としています。家路をたどる歩みをとめて、振り返ると怪しい光と音が揺れる。
賑やかな昼間の喧騒から、祭のあと、夜の静寂へと吸い込まれていく。
これが、「縁日」をしめくくる音楽です。
「千住フライングオーケストラ」とは
音楽家 大友良英が中心となって足立区千住地域にて展開しているプロジェクトです。公募で集まった「チーム・アンサンブルズ」のメンバーとともに、“空から音が降り注ぐ演奏会”を目指し、平成23年より活動を開始しました。これまでに「音の出る凧」や「音の出る提灯」などを開発し、さまざまなアプローチを試みています。プロジェクトFUKUSHIMA!(福島)、六本木アートナイト2013(六本木)、アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区(浅草)など、千住を離れた遠征活動も展開しています。