アーティスト 大友 良英 OTOMO YOSHIHIDE

アーティスト 大友 良英 OTOMO YOSHIHIDE

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千住フライングオーケストラ

平成24年10月27日(土)13:00  ※雨天の場合、平成25年1月20日(日)に順延

「音の出る凧」みんなからそんな意見が出たのが昨秋のこと。オーケストラのように沢山の凧から音が出て地上にふりそそぐなんて想像しただけでも面白そうだ。おまけに地上の演奏と上空の演奏をぶつけたらもっと面白いに違いない。よっしゃ、やってみるか。そう思ってはじめてはみたものの、そもそも凧から音を出すこと自体簡単じゃない。千住の街を舞台に総勢数十名の学生や大人たちが、あれやこれやと四苦八苦の1年間。どうにかここまでたどりつきました。まずはご覧あれ。この日は、せっかくだから街中でパレードもやっちゃいます。パレードの楽隊についてくると自動的に河原に到着、大人も子どもも楽しめる1日になるはずです。(大友良英)

大友良英(おおとも・よしひで)

1959年生まれ。即興演奏家として世界各地で活動。また映画、テレビドラマの音楽等、数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展開する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障がいのある子どもたちとの音楽ワークショップにも力を入れている。2011年3月の震災を受け、自らが暮らした福島において、文化の側から支援を目指す「プロジェクト FUKUSHIMA!」を主催。平成23年度、芸術選奨文部科学大臣賞 芸術振興部門受賞。

大友良英のJAMJAM日記 http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/

【記録】大友良英「千住フライングオーケストラ」

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開催:平成24年  10月27日(土) 13:00―16:15

会場:荒川河川敷 虹の広場、柳原商店街・学園通り・宿場通り・宿場町通り(まちなかパレード)

出演:大友良英、遠藤一郎、バッキバ!、チャンチキフライングホーンズ、凧揚げ隊・地上部隊のみなさま(一般公募)

協力:日本の凧の会、サンロード宿場通り商店街、柳原商栄会、学園通り商店街、宿場通り商店街、宿場町通り商店街

制作協力:山元史朗、松本祐一

 

大友良英と公募によって集まった有志「チーム・アンサンブルズ」による『千住フライングオーケストラ』。「音の出る凧」や「音の出る空飛ぶもの」を上空に飛ばし、空から音を奏でる演奏会を行った。本企画は平成23年度から、継続して行われている活動のひとつであり、地域の方々からの協力を得ながら、演奏空間を作り上げることを目的としている。地上の演奏部隊と、21個もの凧を揚げた凧揚げ部隊の共演によって生まれた演奏空間は、空や川向うに空間的な奥行きを生み、どこにでもある河川敷を、“千住にしかない河川敷”へと変容させた。また千住地域において活動している和凧の会「日本の凧の会 足立支部」の方に、凧揚げの技術的な面からの協力を得て、凧揚げの文化に触れながら企画を進行した。

 

 

 

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撮影:高島圭史

 

 

【関連事業】

『音の出る凧コンテスト』

開催:平成24年 6月10日(日) 14:00―17:00

会場:足立区立千寿常東小学校

 

プロジェクトの集大成として開催される大規模コンサート(平成 24 年10 月実施)に向け、実用化できる凧を制作するステップとして『音の出る凧コンテスト』を実施。優秀作品に選ばれたのは、凧糸の代わりに電線を使って電源を供給する作品。後の凧制作に大きな影響を与える作品となった。コンテスト終了後には観客を含めた6〜8名のチームを作り、ミーティングを実施。「アイディアはあるけど、作るのは難しい」という人と共に、アイディアを形にするため、会議を通して今後の凧制作の指針を探った。その後、参加者の一部はチーム・アンサンブルズに加わり、千住フライングオーケストラと凧制作において、大きな役割を果たすことになった。

 

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