【Report|レポート】IMMレクチャー・シリーズ「多文化社会におけるアートのチカラ」第1回・第2回
令和元年7月27日(土)、7月28日(日)に開催したIMMレクチャー・シリーズ「多文化社会におけるアートのチカラ」の第1回及び第2回について、本事業の企画者がそれぞれの観点から、それぞれ異なった言語でレポートを作成しました。「多様性」という言葉を体現する3つのレポートを通して、本企画の趣旨である「多文化社会」と「表現」の関係性について振り返りました。
第1回 “遅れてきた移民国家”における不可視な外国人たち
企画担当者 楊天帥(東京藝術大学大学院・国際芸術創造研究科博士後期課程 所属)
同日本人討論,佢哋睇唔見的外國人
是咁的,我係東京藝術大學「國際藝術創造」系嘅博士生。
老細要我幫手搞個 PROJECT,
叫做「IMMIGRATION MUSEUM TOKYO (IMM)」,
即係東京移民博物館。
無咩嘅,咪做囉。
首先各位巴絲一定覺得我好騎呢,
點解要用港式廣東話寫呢篇文。
第2回 表現者としての在日朝鮮人たち
企画担当者 権祥海(東京藝術大学大学院・国際芸術創造研究科博士後期課程 所属)
나라없는 이들의 자기표현 -‘표현자로서의 재일조선인들’를 마치고-
우리의 대다수는 특정한 나라의 국민으로서 그 나라가 인정하는 법 아래에 살아가고 있다. 하지만 국가라는 제도에 속하지 못한 채 살아가는 나라없는 이들도 존재한다. 국민이 아닌 공동체 구성원으로서 살아가는 재일조선인은 복잡한 역사적 배경을 가지고 있다. 재일조선인은 조선의 국적을 가진 이들이 아니라 국적란에 조선이라는 표식만을 가진 나라없는 이들이다.
第1回・第2回
企画統括 楊淳婷(NPO法人音まち計画 所属)
ダイバーシティを表現する人、表現する人のダイバーシティ
オリンピック・パラリンピック開催まであと1年というタイミングでスタートした本シリーズの第1回、第2回。二日連続、会場に熱心に足を運んだ来場者の姿もありました。ダイバーシティという言葉への関心が高まる中、近年増え続けているニューカマーの外国人や、戦前・戦後から日本に住んでいるオールドカマーの外国人を含め、多様化が進む日本社会の歴史や現状を踏まえて、「表現活動」をキーワードに考える機会となりました。