【仲町の家】パイロットプログラム 「書くことについて」開催
2025年1月26日(日)に「仲町の家 パイロットプログラム」としてalnwick books主催トークイベント「書くことについて」を開催いたします。
※〈仲町の家〉パイロットプログラム
〈仲町の家(なかちょうのいえ)〉では「音まち千住の縁」の主催事業だけでなく、さまざまな方々や団体と共に、戦前に建てられたこの美しい日本家屋の活用法や可能性を探っていく「パイロットプログラム」を開催しています。
トークイベント「書くことについて」
翻訳家であり、法政大学の教授でもある金原瑞人先生は、大学で「創作表現論」という授業をもっていらっしゃいます。金原先生のもとからこれまで、7人のプロの作家が輩出されています。
千住仲町に今年12月にオープンした古書店〈alnwick books〉の店主である主催者の私自身、2024年秋より、聴講生としてこの「創作表現論」の授業にお邪魔させていただき、書くことの楽しさを学びました。そのなかで、私が古本屋を開いたこの北千住の街で、書くことの楽しさを伝えたられたらと思い、今回のイベントを企画しました。
イベントの打ち合わせで〈仲町の家〉を訪れた日、鉄道好きの方たちがあつまって、線路を組み立て、イベントの準備をしていました。打ち合わせをしながら、ゆったりとした時間が流れているのを肌で感じました。私は金原先生の授業をうけて、肩の力を抜いて、難しく考えずに、書くことを楽しめるようになったのですが、こんな居心地のいい場所でイベントが実現したら、そうした感覚も伝わりやすいのではないかと思いました。
今回、出演者としてお招きした、歌人の服部真里子さんと翻訳家の安納令奈さんは、この「創作表現論」を受講されていた方々です。おふたりとも2024年に、金原先生の創作表現論の授業に社会人聴講生として参加しておられました。
今回のイベントでは、金原先生を中心に、服部さんと安納さんに、創作についての悩み、楽しさなどを語っていただきたいと思っています。トークショー終了後には、質問の時間をもうけさせていただきます。
さらにイベントに参加された方々には、安納さんが課題として提出したエッセイをサンプルとしてお配りする予定です。金原先生いわく、安納さんは途中から、「作品の質がぐんとあがった」そうなので、そのあたりの理由についてもお聞きできればと思っています。
また特別企画として、イベントの約1週間前に、「北千住」あるいは「あなたの街」を題材にした短い作品(詳細は下に)を送っていただければ、登壇者が講評する時間をもうけたいと思っています。書かなくても、もちろんご参加いただけます。
【日時】2025年1月26日(日)/14時半開場・15時開始・17時終了予定
※イベント当日、仲町の家の一般開室は13時まで。イベント開催時はお申込みいただいた方のみご入場可。
【会場】仲町の家(東京都足立区千住仲町29-1)
【入場料】1,500円(税込)※定員25名
【申し込み方法】
店頭:古書店〈alnwick books〉〒120-0026 足立区千住仲町18-13大洋ビル101号室)
OR
こちらのリンクより電子チケット購入
【作品を持ちこみされる方】
2025年1月19日(日)までに作品をご提出いただければ(店頭かメールにて受付)、登壇者の3人がイベント中にコメントさせていただきます。
テーマ:「北千住」あるいは「あなたの街」/字数:800文字以内
ジャンル:ショートショート、短編小説、エッセイ、詩歌・短歌などジャンルは問いません。
手書きか、ワードファイルでご準備ください。作品の冒頭に、必ず「名前」(ペンネームも可)を書いてください。横書きでも縦書きでも大丈夫です。
*優秀な作品は、古書店〈alnwick books〉の刊行物に掲載させていただきたいので、追ってご相談させてください。
*作品がなくても、もちろん、イベントには参加できます。トークショーのあと質問の時間をもうけますので、書くことや創作の心得について分からないことがあればお聞きください。
作品の送り先・店頭持ちこみ:古書店〈alnwick books〉
〒120-0026 足立区千住仲町18-13大洋ビル101号室)
*営業日はX(@alnwickbooks)にてご確認ください。
メールの場合:alnwickbooks@gmail.com
【登壇者プロフィール】
金原 瑞人(かねはら みずひと)
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書など約650点。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『国のない男』『月と六ペンス』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16,1924年』『何かが道をやってくる』『小さな手 ホラー短編集4』など。エッセイ集に『翻訳はめぐる』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』など。HPはhttp://www.kanehara.jp/(写真 石川 真魚)
安納 令奈(あんのう れいな)
東京生まれ。大学卒業後、アメリカン・エキスプレス日本支社や国際NGOなどで、広報・ブランディング・マーケティングに携わる。2003年よりフリーランス翻訳者に。訳書に『帰りたい』、『世界で読み継がれる子どもの本100』(金原瑞人氏と共訳)、『グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界』(共訳)、『動物の言葉 驚異のコミュニケーション・パワー』、『いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿』などがある。
服部 真里子(はっとり まりこ)
1987年横浜生まれ。早稲田短歌会、同人誌「町」、未来短歌会を経て、現在は無所属。第24回歌壇賞受賞。第一歌集『行け広野へと』(2014年、本阿弥書店/2018年、文藝春秋)にて、第21回日本歌人クラブ新人賞、第59回現代歌人協会賞。第二歌集『遠くの敵や硝子を』(2018年、書肆侃侃房)。現在、NHK文化センター青山教室にて、短歌講座「こんにちは短歌」「おはよう短歌」の講師を務める。
X:@hanzodayo
Instagram:@hanzo_dayo
【主催者】折原史子(おりはら ちかこ)
X:@alnwickbooks *イベントの申し込みはXでは受け付けておりません。
イベントの問い合わせ先:alnwickbooks@gmail.com
※本企画は「アートアクセスあだち 音まち千住の縁拠点形成事業パイロットプログラム」の一環で実施しています。
※イベントの予定は都合により変更となる場合がございます。事前に仲町の家のSNSなどをご確認いただいた上でご来場ください。