第2回 定期演奏会「かげきな影絵オペラ」
第1回定期演奏会「音まち千住の大団縁」から早5年。
公募で集まった「だじゃれ音楽研究会」と作曲家の野村誠がともにだじゃれ音楽の新たな可能性を追求してきた「野村誠 千住だじゃれ音楽祭」。
オリンピックよりも長く、ワールドカップよりも長く、5年という時間を経て、晴れて「第2回定期演奏会」を開催!
随所に聴きどころ、見どころ満載です。笑う門には福来たる。
さぁ! 立春のコンサートでたくさん笑って、みんなでだじゃれ音楽の世界へ飛び込もう!
日時:2018年2月4日(日)14:00(13:30開場)
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール[東京都足立区千住1-25-1]
出演:野村誠(だじゃれ音楽監修)、だじゃれ音楽研究会、梅津和時(サックス&クラリネット)、川村亘平斎(影絵)、神谷未穂(ヴァイオリン)、竹澤悦子(地歌箏曲)、中原雅彦(テノール)
料金:入場無料
定員:200名(先着順・事前申込優先)
ご好評につき定員に達したため、受付を終了いたしました。多数のお申込みをいただき、誠にありがとうございました。
◎プログラム:
【第1部 ゲストによる小品集】
プロフェッショナルな豪華ゲストの演奏で幕開きです!
まちなかで「だじゃれを言ってください」と質問された方々の言葉を集めた映像と、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター神谷未穂さんの華麗なるヴァイオリンの共演「だじゃれは言いません」。
「邦楽落語」などにも意欲的に取り組まれている竹澤悦子さんによるだじゃれ満載の傑作「猫に小判」。
第1回にもご出演いただいた梅津和時さんの自由で力強く、かつ美しい音色で奏でられるサクソフォンとクラリネットの即興演奏などなど……。
ユーモア溢れるパフォーマンスをお楽しみに。
【第2部 かげきな影絵オペラ】
だじゃれ音楽研究会で生まれただじゃれソングの数々を野村誠が再構成し、オリジナルのオペラに!
ガムラン奏者であり、本場インドネシアで古典影絵の研鑽を積んだ川村亘平斎さんの影絵に、テノール歌手・中原雅彦さんが美声で歌い上げるアリア。
だじゃれ音楽が、かげきにオペラします。
【第3部 大編成の大合奏!】
野村誠作曲「でしでしでし」をここに再演。
1995年の初演時、2台ピアノと中学校の吹奏楽部とロックバンドのために書かれた、大勢の演奏者を必要とする作品です。
飛び入り演奏大歓迎! 気づけば、あなたもだじゃ研に!?
出演者全員による大合奏でフィナーレを飾ります 。
◎出演者プロフィール
梅津和時 (クラリネット&サクソフォン)
日本フリージャズ界の先駆者として、70年代から現在に至るまで第一線で活躍を続けるマルチリード・プレイヤー。
即興におけるアプローチの多彩さと柔軟さは唯一無二のものであり、これまでにも国境を超えたさまざまなアーティストとの共演多数。
自身ではKIKI BAND、こまっちゃクレズマ、ちびブラスの3つのバンドを率いる。
最近では石橋凌などさまざまなアーティストのサポートほか、プロデュースや映画、CM音楽、エッセイ執筆、ナレーションも手がけるなど、幅広い分野で精力的に活動している。
川村亘平斎(影絵師)
影絵と音楽を中心に多方面に活躍する芸術家。
2009年よりソロユニット「滞空時間」(2009〜)を始動、東南アジアツアーや細野晴臣氏のイベントなどに出演。
《川村亘平斎と田中馨の影絵と音楽》(2015年)、個展「MATA AIR」(2015年)ほか影絵作品を制作。
平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞。
日本各地に赴きワークショップや作品制作を通して、土地に残る物語を影絵作品にするなど、現代日本と伝統的な感性をつなぐ新たな「芸能」を発信し続けている。
2016年、美術新人賞受賞に伴いインドネシアに1年滞在。古典影絵【WAYANG KULIT】のマスターに弟子入りして修行を行った。
神谷未穂(ヴァイオリン)
桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学、ハノーファー音楽 大学、同ソリストクラスをそれぞれ首席卒業。
さらにパリ国立高等音楽院最高課程を修了。
国内外のコンクールで多数受賞。ヘルシンキフィル、プラハ室内管、新日、東響、東フィル、九響、仙台フィル、京響等、オーケストラにソリストとして招かれ共演を重ねている。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、横浜シンフォニエッタコンサートマスター、千葉交響楽団特任コンサートマスター、従姉の礒絵里子とのヴァイオリンデュオ〈デュオプリマ〉で活動。
宮城学院女子大学特命教授。
竹澤悦子(地歌箏曲家)
8歳より生田流箏曲を学ぶ。
故・沢井忠夫、沢井一恵、中井猛の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部卒業。
1998年埼玉県芸術文化祭奨励賞を受賞。1993年KOTO VORTEX結成、現代感覚の優れた箏アンサンブルとして邦楽界のみならず現代音楽、即興の世界でも注目を集める。
2009年NYカーネギーホールにてクロノスカルテットと共演。2010年市川交響楽団60周年定演ではソリストとして大塚茜新作コンチェルトを初演。
2013年ソロアルバム「へちま」をジパングレーベルより発売。福島大学、金城学院大学非常勤講師、沢井箏曲院師範、箏の魅力を多くに広める活動と後進の指導にあたっている。
中原雅彦(テノール)
東京藝術大学卒業。同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第三期修了。大学卒業時に松田トシ賞を受賞。文化庁芸術家在外研修員にてイタリア・ミラノに留学。
「メサイア」テノールソロに始まり、イタリア・トスカーナ州サンタ・フィオーラ国際音楽祭、新国立劇場本公演、東京二期会公演等のオペラに出演。その他、宗教曲演奏会、コンサートに多数出演。
川上洋司、三林輝夫、S.ベルトッキ、P.ベルリーノの各氏に師事。現在、熊本大学教育学部准教授。二期会会員。
野村誠(作曲家)
ライブハウス、ホール、銭湯、路上、遺跡、プール、学校、老人ホーム、図書館、カフェなど、さまざまな場所で、音楽を生み出す作曲家。
作品に、ピアノと管弦楽のための「だるまさん作曲中」(2001)、鍵盤ハモ8重奏「神戸のホケット」 (1996)、バリガムランとヴァイオリンの「Quartet for Lou Harrison」(2017)など。
著書に「音楽の未来を作曲する」 (晶文社)、「即興演奏ってどうやるの」(あおぞら音楽社)ほか、CDに 「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)など、多数。
日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター、日本相撲聞芸術作曲家協議会理事。
▼演奏会のお申し込み・お問い合わせ
「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」事務局
[WEBフォーム] http://aaa-senju.com/contact
[電話] 03-6806-1740 (13:00~18:00、火曜・木曜除く)
[メール] info@aaa-senju.com
件名に、「かげきな影絵オペラ」と明記し、代表者氏名(ふりがな)、ご連絡先(電話番号・メールアドレス)、参加人数をお伝えください。
ご好評につき定員に達したため、受付を終了いたしました。多数のお申込みをいただき、誠にありがとうございました。
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