千住フライングオーケストラ

千住フライングオーケストラは、音楽家 大友良英が中心となって足立区千住地域にて始まったプロジェクトです。“空から音が降り注ぐ演奏会”を目指し、平成23年より活動しています。これまでに「音の出る凧」や「音の出る提灯」などを開発し、さまざまなアプローチを試みています。プロジェクトFUKUSHIMA!(福島)、六本木アートナイト2013(六本木)、アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区(浅草)など、千住を離れた遠征活動も展開しています。
http://senju-flyingorchestra.tumblr.com/

 

プログラム・ディレクター:山元史朗
1970年大阪生まれ。筑波大学芸術研究科修了。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)の設立時助手、山口情報芸術センター(YCAM)の開館準備室からの勤務、日本科学未来館の技術スタッフを経て現在フリーランスの展示技術者。国内外の大規模なアートプロジェクトや展覧会にテクニカルディレクターとして多数従事。

 

作曲家:松本祐一
茨城大学工学部電気電子工学科卒業。会社員を経て、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)を卒業。作曲を早川和子、三輪眞弘に師事。アンケートを行い、その回答の文章を品詞分解し、音楽を生成する「アンケート・アート」が代表作。2008年度武満徹作曲賞第1位(審査員スティーブ・ライヒ)。
www.enquete-art.org/

 

音楽家/アーティスト:和田永
1987年生まれ。古い電化製品とコンピュータを組み合わせて音楽・美術作品の制作、パフォーマンスを行う。2009年よりオープンリール式テープレコーダーを操り演奏するグループ「Open Reel Ensemble」を結成。コンサートを始め、CD/DVDや書籍の出版、映画やファッションショーへの楽曲提供、参加型の音楽&アート・プログラム「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」など多岐に渡る活動を展開し、2013年末には20台のオープンリールを用いた「Open Reel Orchestra」を公募による楽団員を率いて、実現した。また、ブラウン管テレビを演奏するプロジェクト「Braun Tube Jazz Band」、インスタレーション作品「時折織成 –落下する記録-」が文化庁メディア芸術祭で受賞。各国でも公演や展示を展開中。
http://www.steamblue.net/

 

監修:大友良英
1959年生まれ。即興演奏家として世界各地で活動。また映画や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽等、数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展開する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障がいのある子供たちとの音楽ワークショップにも力を入れている。2011年3月の震災を受け、自らが暮らした福島において、文化の側から支援を目指す「プロジェクト FUKUSHIMA!」を主催。平成23年度 芸術選奨文部科学大臣賞 芸術振興部門受賞。
http://otomoyoshihide.com/

 

過去の千住フライングオーケストラ
・2011-3年度
http://aaa-senju.com/2013/otomo
・2014年度
http://aaa-senju.com/2014/otomo