音まち千住の縁

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2015
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音まち千住の縁 プログラム一覧

記事一覧

  • 友政麻理子「知らない路地の映画祭」(2016.2.19)
  • 野村誠 千住だじゃれ音楽祭 国際交流企画第3弾:タイ調査篇
    レクチャー&コンサート「熱タイ音楽隊の一週間」
    (2016.1.15)
  • 千住ミュージックホール 第9回  ホワイトスタジオ
    「シカクトライアングル」 ―Visual Triangle
    (2015.12.25)
  • 久保ガエタン「記憶の遠近法」(2015.12.23)
  • 大巻伸嗣「くろい家」 (2015.12.23)
  • 千住フライングオーケストラ「研究発表会」(2015.12.14)
  • トークシリーズ「多文化共生について考える」 基礎編/芸術編 開催!(2015.10.13)
  • 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」(2015.9.11)
2016.2.19

友政麻理子「知らない路地の映画祭」

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千住・旧ミリオン座で紡ぐ3日間
作家・友政麻理子は千住に滞在しながら、一般の参加者とともに自主映画をつくっています。はじめは、見知らぬ路地の散策からロケハンを重ね、時には食材を買い集めて鍋をしたり、合宿をしたりしながら、時間を忘れて語らいました。今回の映画づくりのルールはひとつ「千住という地名を出してはいけない」。千住を知らない町として捉えることで、新しい姿を浮かび上がらせます。映画制作はチームに分かれて進行し、シナリオづくりはもちろん、撮影や編集、音楽、監督も参加者自身が担っているのです。そして、完成した作品を上映するのは、かつて映画館「ミリオン座」があった場所。今まさに、彼らの手によって新たな映画が紡がれる3日間が開幕します。

日程:平成28年3月11日(金)、12日(土)、13日(日)
昼の部 14:00〜(開場13:30)
夜の部 18:00〜(開場17:30)
 ※3月11日(金)は夜の部のみ開催
 ※各回の上映内容は同じです
会場:千住庁舎 会議室〈旧ミリオン座〉(東京都足立区千住仲町19-3)
アクセス:北千住駅(西口)より徒歩約10分
料金:無料(各回先着30名・事前申込可能)
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]

 

■関連イベント
友政麻理子「知らない路地の映画祭|リサーチ展示」
日程:平成28年 1月23日(土)〜3月13日(日)(土日月・祝日のみ開催) 10:00〜19:00
会場:たこテラス(東京都足立区千住4-20-6)
料金:無料(事前申込不要)
アクセス:北千住駅(西口)より徒歩約10分
 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

「アーティスト・トーク」
今冬に千住で活動をしているアーティストを招き、トークイベントを開催します。
日程:平成28年2月28日(日) 17:00〜19:00
会場:東京藝術大学 千住キャンパス スタジオA(東京都足立区千住1-25-1)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約5分
料金:無料(事前申込可能・先着50名)
ゲスト:大巻伸嗣、友政麻理子、久保ガエタン
モデレーター:難波祐子
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
 ※定員に達したため、応募受付を終了いたしました。

お申し込み・お問い合わせ
[WEBフォーム]http://aaa-senju.com/contact
[お電話]03-6806-1740(13:00~18:00、火曜・木曜除く)
[メール]info@aaa-senju.com
件名を「知らない路地の映画祭」とし、本文に「お名前(ふりがな)」「当日連絡のつく電話番号」「参加人数」「参加希望日時(3月11日、12日、13日、それぞれ昼の部・夜の部、※知らない路地の映画祭のみ)」をご記入のうえお送りください。
 ※「info@aaa-senju.com」からのメール を受信できるように設定してください。
 ※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
 ※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

友政麻理子|ともまさ まりこ
1981年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。
コミュニケーション過程に現れる典型的な「型」に焦点を当て作品制作やワークショップを行う。近年は父と娘の食事中の会話や、やまびこや輪踊りのような風習をモチーフに、他者との相互理解の成り立ちを探る。2015 年7月「水と土の芸術祭」(新潟)に出品。あわせて「潟の夢映画祭」で市民と自主制作映画を作るプロジェクトに取り組んでいる。主な展覧会に「近づきすぎてはいけない -Have a meal with Father-」TALION GALLERY(東京/2015)、「あざみ野コンテンポラリー vol.6もう一つの選択」横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川/2015)、「Between art and science 2014」IRFAK OASIS(ブルキナファソ)、ナポリ科学博物館(イタリア)、「與父親共餐」Treasure Hill, Creative Lounge(台北/2013)、「クリテリオム85 友政麻理子展 “waodori”」水戸芸術館(茨城/2012)など。

 

助成:公益財団法人朝日新聞文化財団

2016.1.15

野村誠 千住だじゃれ音楽祭 国際交流企画第3弾:タイ調査篇
レクチャー&コンサート「熱タイ音楽隊の一週間」

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タイで出会った最新音楽事情を映像と演奏を交えて報告
平成25年度より、東南アジアの音楽家との交流を通して国際的な展開を見せている「野村誠 千住だじゃれ音楽祭」。昨年末には、「だじゃれ音楽研究会」のメンバーからなる「熱タイ音楽隊」が一週間のバンコクツアーを敢行し、さまざまな場所で最新のタイ音楽とコラボレーションをしてきました。このたび、その内容を千住のみなさんとシェアするため、映像・トーク・演奏を交えたレクチャー&コンサートを実施します。伝統と革新が入り混じった最新のタイ音楽とだじゃれ音楽との濃密なコラボレーションを、ぜひ体感してください!

日程:平成28年2月21日(日) 15:00〜17:00(14:30開場)
会場:東京藝術大学 千住キャンパス スタジオA(東京都足立区千住1-25-1)
アクセス:北千住駅(西口)より徒歩約5分
料金:無料(事前申込可能・先着100名)
※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
※定員に達したため、応募受付を終了いたしました。
出演:野村誠、だじゃれ音楽研究会、小川実加子、松澤佑紗ほか
映像:甲斐田祐輔
助成:国際交流基金アジアセンター
協力:Museum Siam、Silpakorn University、Princess Galyani Vadhana Institute of Music、
Srinakharinwirot University、Damrih Banawitayakit、Anothai Nitibhon、
Anant Narkkong、Jean-David Caillouët
現地コーディネート:Pasinee Kook Sakulsurarat

 

【お申し込み】
定員に達したため、応募受付を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございます。

 

※「info@aaa-senju.com」からのメールを受信できるように設定してください。
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

2015.12.25

千住ミュージックホール 第9回  ホワイトスタジオ
「シカクトライアングル」 ―Visual Triangle

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Main Image by Akiko Nakayama

東京都内随一の
真っ白な巨大スタジオで
繰り広げられる
視覚
聴覚
身体表現
が融合する
一夜限りの響宴

日程:平成28年1月31日 [日] 開場 17:00 開演 18:00
料金:一般 1,000円・学生 500円(要学生証) [事前申込可能・先着200名・小学生以下無料]
 ※本公演は座り/立ち見がございます。席数に限りがございますのでお早めにご来場ください。
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
 ※お席に若干の余裕がございますので、当日受付を実施させていただきます。
  予約のない方でも、ご来場ください。
会場:ホワイトスタジオ(東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター 2F)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約5分
 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
出演:Jimanica(音楽)× HEXPIXELS(比嘉 了/Kezzardrix)(映像)
小暮香帆(dance)× Akiko Nakayama(Alive Painting)
Nyolfen(音楽)× 大橋 史(映像)
BGM:NOEL-KIT + Phasma
協力:東京電機大学 未来科学学部 情報メディア学科、チームしかく
プロジェクション協力: 岸本智也

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千住ミュージックホールが真冬のステージに選んだのは巨大で真っ白なホワイトスタジオ!
この日、プロジェクターと音響機材を持ち込みホワイトスタジオが巨大な舞台に生まれ変わります。
生演奏、クラブ・ミュージック、コンテンポラリーダンスとともに国内を代表する3組のトップVJたちが、鮮やかな色彩にあふれた迫力の映像を真っ白なスタジオのキャンバスに生み出します。映像 × 音楽 × ダンスの一夜限りのスリリングな響宴をどうぞお見逃し無く!

 

出演者プロフィール
[Jimanica (音楽)× HEXPIXELS(比嘉了/Kezzardrix)(映像)]
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Yu Ojima – Jimanica
ドラマー、作曲/編曲家。電子音楽から生演奏までのすべてを呑み込みながら、インディーズとメジャーポップの隙間を綱渡りしつつ走り抜ける。ドラム+PCでのソロライブを始め、確かな実力で多数のアーティストと共演。近年ではDE DE MOUSEやWorld’s end Girlfriend、蓮沼執太などのバンドに参加。オリコン一位となった山下智久のシングル『愛、テキサス』や、ももいろクローバーZのシングル『Z女戦争』にドラマーとして参加。
http://jimanica.com/

HEXPIXELS
“C++パンク” ユニット「HEXPIXELS」 (ヘックス・ピクセルズ)
openFrameworksのAddon開発者として世界的に有名なsatoru higaと、国内外のさまざまなアーティストのライブ映像を手がけるKezzardrixによるユニット。インタラクティブなインスタレーションやライブパフォーマンス等の豊富な経験を生かし、コードやゲームエンジン等を用いたリアルタイムレンダリングを表現の主軸としている。

比嘉 了
1983年生まれプログラマー/アーティスト。多摩美術大学情報デザイン学科卒業後よりフリーランスとして活躍。2011年より株式会社ライゾマティックス所属。2015年より再度フリーランスでリアルタイム3Dグラフィックス、コンピュータービジョン等の高度なプログラミング技術、多種多様なプロジェクトに関わった経験を生かし、インスタレーション、リアルタイム舞台演出、ライブパフォーマンスなど幅広い作品制作を行う。
http://www.satoruhiga.com/

Kezzardrix
自作ソフトウェアによる映像表現で、国内外のさまざまなミュージシャンのライブビジュアルを担当。2013年には映像メンバーとして参加した「SjQ++」でArs Electronica Award of Distinctionを受賞。また、Yaporigami「The Motion Paradox」やLITEのツアーVJ等が話題を呼ぶ。現代美術やインスタレーションのサポートプログラマーとしても多岐に活動。
http://www.kezzardrix.net

 

[小暮香帆 ☓ Akiko Nakayama]
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小暮香帆 (dance)
ダンサー、振付家。平成元年生まれ。これまで笠井叡、笠井瑞丈×上村なおか、三浦宏之、岩淵多喜子、岩渕貞太、近藤良平など多数振付家作品に出演。国内のほかイタリア、インドネシア、メキシコツアーに参加。2012年日本女子体育大学卒業後、本格的にソロ活動を開始。ソロ公演「遥かエリチェ」(2013)、「ミモザ」(2015)を上演。また舞台のみならずLIVE、映画、MVに出演するなど、活動は多岐にわたる。第2回セッション・ベスト賞受賞。2015年横浜ダンスコレクションEX2015コンペティションⅠ 奨励賞受賞。めぐりめぐるものを大切にして踊っている。
http://kogurekaho.com

Akiko Nakayama (Alive Painting)
画家。近年の作品“AlivePainting”では、さまざまな性質を持つ材料を用い、反応させることで絵を描く。材料の化学的性質に加え、風、重力、振動などによって、二度と再現不能の景色がゆるやかに出現/消失し、その経験そのものを鑑賞者と共有する。パフォーマンス、写真、映像、と扱うメディアは多岐に渡るが、一貫してあらゆる物事のメタファーとしてうつろいゆく現象を発生させ、満ち欠ける陰と陽の姿を探求し続ける。最近の活動では、TEDxHaneda、Audiovisual Media festival 2015 (台湾)、MultipleTap EURO tour等、国内外問わず描いている。
http://akiko.co.jp

 

[Nyolfen(音楽)× 大橋 史 (映像)]
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Nyolfen
ダンスミュージックを基調に幅広い楽曲を制作。2010年5月に2ndアルバム『As the earth dances』をリリース、タワーレコード渋谷店J-Indiesランキングにチャートインし、大々的にコーナー展開が行われ一躍脚光を浴びる。Bunkai-Kei recordsから『fourpoles』をリリースし、 国内外で高い評価を得る。そして2012年には、7月に3rdアルバム『Pulse』をPROGRESSIVE FOrMよりリリース、11月にDenryoku Labelから『Eclipse EP』をリリース、Bunkai-Kei recordsからのリリースを続けるなど精力的な活躍を続ける。
http://nyolfen.com/

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大橋 史
1986年生まれ。言葉、図形譜をテーマにCGの有限性を意識したアニメーション表現の研究と作品発表をする傍ら、広告映像やMV、公共放送のモーションデザイナーとして活動中。作品の多くはwhite-screenやStashなど国内外のカルチャーマガジンや映像祭で上映・掲載され評価を受けている。 近年の仕事は、ディアステージのアイドル『妄想キャリブレーション』のMVやフォークデュオ『ゆず』のコンサート映像の演出、科学教育番組『ミミクリーズ』のアニメーションを手がけている
http://takashiohashi.com/

 

[BGM: NOEL-KIT + Phasma]
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NOEL-KIT
いシンセやサンプラーからMAX/MSPプログラミングまでを縦横に駆使した、静かであでやかな世界観が特徴。エレクトロニック・インプロヴィゼーション・ユニットDUB-Russellの片割れとしてSonarSound Tokyoなどに出演のほか、ジェフ・ミルズのリミックスなども手掛ける。各所で人々をふんわりさせている色々秘密系ガール「ふんわりちゃん」のメカニックや天狗マガジンでの活動も展開中。また、ソロで谷崎潤一郎や水墨画の技法にインスパイアされた『In Praise of Shadows』(Bunkai-Kei records)、『Steamfunk』『TOKYO NOISE』(Bandcamp)を発表。
http://noelkit.com/

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Phasma
2011年に分解系レコーズより「Mirage EP」をリリース。これまでに様々な作品への楽曲提供、リミックス、コラボレーション、ライブ出演などを行いつつ、現在はNOEL-KITと共に「ふんわりちゃん」 のメカニックとしても活動中。
http://phasma.jp/

 

【お申し込み・お問い合わせ】
[WEB フォーム] http://aaa-senju.com/contact
[お電話] 03-6806-1740 (13:00〜18:00、火曜・木曜除く)
[メール] info@aaa-senju.com
件名を「千住ミュージックホール 第9回」とし、 代表者氏名 (ふりがな)、ご連絡先 (電話番号・メールアドレス)、参加希望人数をお伝えください。
 ※「info@aaa-senju.com」からのメールを受信できるように設定してください。
 ※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。
 ※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

2015.12.23

久保ガエタン「記憶の遠近法」

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“お化け煙突”の見える風景
かつて、足立区千住地域のシンボルであった「お化け煙突(旧:千住火力発電所)」は、多くの人びとによって親しまれつつも1964年に解体されました。しかし、地元有志によって、その一部は小学校の滑り台として生まれ変わり、現在は帝京科学大学のモニュメントとして現存しています。
作家・久保ガエタンは数奇な運命を辿る「お化け煙突」に着目し、残された手掛かりを紡ぎながら、さまざまな人びとと出会い、新たな物語を創り出してきました。本展では「お化け煙突」に由来する作品の発表から、更なる“輪廻”を生み出します。

日程:平成28年 1月23日(土)〜3月13日(日)(土日月・祝日のみ開催) 10:00〜19:00
会場:たこテラス(東京都足立区千住4-20-6)
料金:無料(事前申込不要)
アクセス:北千住駅(西口)より徒歩約10分
 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

 

■ 会期中イベント
「アーティスト・トーク」
今冬に千住で活動をしているアーティストを招き、トークイベントを開催します。
日程:平成28年2月28日(日) 17:00〜19:00
会場:東京藝術大学千住キャンパス スタジオA(東京都足立区千住1-25-1)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約5分
料金:無料(事前申込可能・先着50名)
ゲスト:大巻伸嗣、友政麻理子、久保ガエタン
モデレーター:難波祐子
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
 ※定員に達したため、応募受付を終了いたしました。

「アーティスト・ツアー」
アーティスト・久保ガエタンによる、展示作品の解説ツアーを行います。
日程:平成28年2月1日(月)・13日(土)・28日(日) 各日13:00〜 / 15:00〜
会場:たこテラス(東京都足立区千住4-20-6)
料金:無料(先着15名)

【アーティスト・トーク お申し込み】
定員に達したため、応募受付を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございます。

 

久保ガエタン|くぼがえたん
1988年東京生まれ。2011年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2013年同大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。近年の主な個展に「Madness, Civilisation and I」「Hysterical Complex」(児玉画廊、2012、2013年)、グループ展に「群馬青年ビエンナーレ」(群馬県立近代美術館2012、2015年)など。2014年、国際交流基金 若手アーティスト米国派遣事業においてニューヨークとロサンゼルスに滞在し、ニューヨークのジャパン・ソサエティで発表などを行った。

 

助成:公益財団法人朝日新聞文化財団
協力:足立区立郷土博物館、株式会社東光高岳、帝京科学大学、東京電力株式会社上野支社、格和宏典、
   瀬川辰馬、姫野和映、森芳久

 ※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

2015.12.23

大巻伸嗣「くろい家」 

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千住の空き家がアートに変わる。

時の影が、ゆれる
下町の喧噪を抜けると、突如現れる「くろい家」。築50年を超える異様な佇いで、かつては鉄工所、居酒屋、釣堀だったとか。時間が止まったままのこの空間で、アーティストの大巻伸嗣が時の影をゆらします。かすかに気配が動くのは、忘却から蘇る時なのか、それとも異次元の時間なのか。

千住では、《Memorial Rebirth》で毎年無数のシャボン玉を飛ばしてカラフルな空間を提示している大巻ですが、今回の作品で、ゆっくりと現れる孤独な光の玉はモノトーン。その中には、ゆらぐ影が隠れていて…。
市原の《おおきな家》、越後妻有の《影向の家》などで発表された神秘的な世界が、千住ではどのような展開をみせるのでしょうか。

日程:平成28年1月30日(土)〜3月13日(日)(土日月・祝日のみ開催) 10:00〜17:00
会場:くろい家(東京都足立区千住仲町29-4)
料金:無料(混雑状況によって、入場をお待ちいただく場合がございます)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約10分
 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
ゲストキュレーター:難波祐子

 

■会期中イベント
「アーティスト・トーク」
今冬に千住で活動をしているアーティストを招き、トークイベントを開催します。
日程:平成28年2月28日(日) 17:00〜19:00
会場:東京藝術大学 千住キャンパス スタジオA(東京都足立区千住1-25-1)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約5分
料金:無料(事前申込可能・先着50名)
ゲスト:大巻伸嗣、友政麻理子、久保ガエタン
モデレーター:難波祐子
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
 ※定員に達したため、応募受付を終了いたしました。

【お申し込み】
定員に達したため、応募受付を終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございます。

 ※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

2015.12.14

千住フライングオーケストラ「研究発表会」

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“空から音が降り注ぐ演奏会”は実現できるのか!?
「千住フライングオーケストラ」は、プロジェクトの発起人である音楽家・大友良英から、テクニカルディレクター・山元史朗へと引き継がれ、装い新たに“空から音が降り注ぐ演奏会”の実現に向けて動き出しています。今年度は「Maker Faire Tokyo 2015」や「別府現代芸術フェスティバル2015『混浴温泉世界』」などへ遠征し、凧の仕組みに関わるリサーチ、実験を続けてきました。しかし、開発の道のりは決して容易なものではありません。来たる1月16日には、悪戦苦闘の一年間の成果報告として、新たなアイデアのもと生み出された凧の実演と、これまでの試行錯誤の歩みを語る研究発表会を開催します。空から音が降り注ぐ不思議な凧を揚げてみませんか?

 

日時:平成28年 1月16日(土) 13:00〜15:00
出演:山元史朗、松本祐一、和田永、遠藤一郎、武田晃男
料金:無料

第一部「実験凧揚げ」13:00〜13:40
会場:荒川河川敷 虹の広場(東京都足立区千住5丁目先)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約15分
 ※第一部のみ、雨天時中止。[中止の場合は当ページにて告知]

第二部「研究発表会」14:00〜15:00
会場:安養院(東京都足立区千住5-17-9)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約10分
定員:第二部のみ、先着50名[事前申込可能]
 ※事前予約が定員に達しない場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は当ページにて告知]
 ※お席に若干の余裕がございますので、当日受付を実施させていただきます。
  予約なしでも、ご来場ください。
 

【お申し込み・お問い合わせ】
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件名を「千住フライングオーケストラ 研究発表会」とし、本文に「お名前(ふりがな)」「当日連絡のつく電話番号」「参加人数(グループでの申込をご希望の方のみ)」をご記入のうえお送りください。
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2015.10.13

トークシリーズ「多文化共生について考える」 基礎編/芸術編 開催!

「イミグレーション・ミュージアム・東京」トークシリーズ 受講者募集
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文化とアートの魅力的な関係について考えてみませんか?
作品制作を主軸として活動してきた、イミグレーション・ミュージアム・東京(通称IMM)では、今秋からトークシリーズを開催。基礎編では移民という現象が発生した背景・歴史をたどり、日本の現状・課題・在日外国人の実態を見つめます。芸術編では、アートの手法を介して在日外国人にクローズアップしたドキュメンタリー演劇の紹介や、ドキュメンタリー映画の上映をします。

【募集対象】
多文化共生に興味のある方

基礎編 全4回、各回20名
実施日:平成27年10月18日(日)、10月30日(金)、11月7日(土)、12月5日(土)

芸術編 全2回、第1回20名・第2回200名
実施日:平成27年11月28日(土)、平成28年1月23日(土)

【受講費】
基礎編  第1回無料  第2〜4回通し500円
芸術編  第1回500円 第2回 一般 1,000円・学生 500円(小学生以下無料)
 ※要事前申し込み
 ※基礎編は各回毎の参加も可能ですが、受講費は通しと同じとなります。
 ※芸術編 第2回はお席に若干の余裕がございますので、当日受付を実施させていただきます。
  予約なしでも、ご来場ください。

【会場】カトリック梅田教会、学びピア21、第一ビル、帝京科学大学3号館
カトリック梅田教会[東京都足立区梅田7-19-22]
アクセス:地下鉄日比谷線直通・東武伊勢崎線「梅島駅」より徒歩約5分

学びピア21(足立区生涯学習センター)[東京都足立区千住5-13-5]
アクセス:常磐線・東武線・つくばエクスプレス線・東京メトロ「北千住駅」西口より徒歩15分/
     都バス・東武バス「千住四丁目」下車5分

第一ビル[東京都足立区千住旭町41−14]
アクセス:常磐線・東武線・つくばエクスプレス線・東京メトロ「北千住駅」東口より徒歩1分

帝京科学大学3号館[東京都足立区千住元町33-1]
アクセス:常磐線・東武線・つくばエクスプレス線・東京メトロ「北千住駅」西口よりバス乗車5分後
     「千住桜木バス停」下車後徒歩約3分

【お申し込み・お問い合わせ】
[WEBフォーム] http://aaa-senju.com/contact
[お電話] 03-6806-1740(13~18:00、火曜・木曜除く)
[メール] info@aaa-senju.com
件名を「イミグレーション・ミュージアム・東京」と記入し、氏名(ふりがな)、電話番号、希望日
をメール本文にご記入の上、お送りください。
 ※「info@aaa-senju.com」からのメールを受信できるように設定してください。
 ※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内にのみ使用します。

 

各講座詳細内容

■ 基礎編
第1回 【見学イベント:フィリピンコミュニテイ見学―五感で感じるフィリピン】

日時:10月18日(日)11:30−14:00
会場:カトリック梅田教会

カトリック梅田教会について
足立区は東京23区の中でフィリピン人の在住率が最も高い地域です。
国民の90%以上がカトリック信者だと言われるフィリピン。足立区の梅島駅の近くにある「カトリック梅田教会」には毎週末100名以上のフィリピン人・フィリピーナが集まります。教会を中心に彼らは同じ国の人々に出会い、日本の生活に必要な情報を交換し、教会に集まる多様な国籍の人々と一緒にフィリピンの文化を楽しみます。クリスマスやニュー‧イヤーパーティーはもちろん、真夏にはフィリピンのかき氷「ハロハロ」もふるまわれ教会を盛り上げます。

見学イベントについて
この日は、在日フィリピン人が集うカトリック梅田教会の敬老会を見学します。
梅田教会にかようフィリピーナたちが積極的に敬老会に参加するようになったのは、ここ数年のことです。日本、フィリピンのさまざまな食べ物が並び、フィリピーナたちによるバンブーダンスのお披露目や、ペルーのバンドによる演奏などで盛り上がります。あなたも彼女たちのダンスの輪に加わってみてはいかがですか。敬老会見学のあと、IMMメンバーと見学の感想・考えについてディスカッションを行います。

 

第2回【講演題目:多文化共生を「空想」にしないために-シティズンシップの視点から】

日時:10月30日(金)19:00−21:00
会場:学びピア21 5F研修室3

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講師:塩原 良和(しおばら よしかず)
慶應義塾大学法学部教授。博士(社会学)。日本学術振興会海外特別研究員(シドニー大学)、東京外国語大学外国語学部准教授等を経て現職。専攻は社会学‧社会変動論、多文化主義研究、オーストラリア社会研究。日本国内における外国人住民支援‧多文化共生施策にも調査と実践の両方から関わっている。

主な著作に『共に生きる-多民族‧多文化社会における対話』(弘文堂)、『変革する多文化主義へ-オーストラリアからの展望』(法政大学出版局)、『ネオ‧リベラリズムの時代の多文化主義』(三元社)など。

講演概要:
「多文化共生」という言葉は1990年代半ばから行政用語として使用されるようになり、定着していきました。その一方で外国人住民の生活課題に直面する現場からは、この言葉はある種の「きれいごと」として、違和感とともに受け入れられてきました。
そして近年、リーマン‧ショックや東日本大震災、深刻化する労働力不足、オリンピック/パラリンピックの開催をにらんださまざまな政策的変化のなかで、外国人住民支援のあり方も変わりつつあります。
「多文化共生」を空虚な宣伝文句ではなく内実の伴った施策にしていくためには、いま、どのような発想が求められているのでしょうか。オーストラリアをはじめとする諸外国との比較の視点も交えて考えていきます。

 

第3回【講演題目:在日ブラジル人の現在】

日時:11月7日(土)14:00−16:00
会場:第一ビル5F

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講師:アンジェロ・イシ
武蔵大学社会学部教授。ブラジル出身、自称「在日ブラジル人1世」。サンパウロ大学でジャーナリズムを専攻し、1990年に国費留学生として来日。東京大学大学院、ポルトガル語新聞の編集長などを経て現職。著書に『ブラジルを知るための56章』(明石書店)、コーディネートした提言書に「外国人を受け入れる地域社会の意識啓発に関する提言」(外務省、IOMなどが発行)。在東京ブラジル領事館の市民代表者評議会の評議員。

講演概要:
日本に住む「外国人」のなかでも、「日系ブラジル人」と呼ばれる人々は「多文化共生」を考える上で欠かせない存在です。差別に対して裁判を起こした人もいれば、14歳でリンチされ命を落とした少年もいます。「派遣切り」されて日本を去った者もいれば、3.11後にいち早く被災地でボランティアをした者もいます。こういう在日ブラジル人たちの多様な物語を紹介し、政府や日本社会でいかなる対策や意識改革が必要かを考えます。

 

第4回【講演題目:在日フィリピン人の現在】

日時:12月5日(土)14:00−16:00
会場:学びピア21 5F研修室3

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講師: 高畑 幸(たかはた さち)
静岡県立大学国際関係学部准教授。1969年、大阪生まれ、秋田育ち。大阪外国語大学(現‧大阪大学)大学院でフィリピン研究専攻、大阪市立大学文学研究科後期博士課程(社会学専攻)修了。博士(文学)。
専門分野:都市社会学、都市エスニシティ、在日外国人問題(特に在日フィリピン人)。
近著:「大都市の繁華街と移民女性——名古屋市中区栄東地区のフィリピンコミュニティは何を変えたか」『社会学評論』第62巻第4号、日本社会学会、504-520ページ、2012年。「過疎地‧地方都市で働く外国人介護者―経済連携協定によるフィリピン人介護福祉士候補者49人の追跡調査から」『日本都市社会学会年報』32号、133-148ページ、2014年。

講演概要:
現在、日本では約21万人のフィリピン人が暮らしています。1990年代初めから興行労働者として単身女性の来日が相次ぎ、多くの女性たちが日本人男性と結婚して定住しました。近年はその第二世代が日本の芸能界やスポーツ界で活躍を見せています。また、近年は東海地方の工業都市を中心に日系人の集住が見られます。講演では、1990年代から現在までの、日本におけるフィリピン人の定住、暮らし、子育て、就労、そして高齢化の課題について幅広くお話をしたいと思います。

 

■ 芸術編
第1回【テーマ:ドキュメンタリー演劇】

日時:11月28日(土)14:00−16:00
会場:第一ビル5F

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講師:田室 寿見子(たむろ すみこ)
パフォーマンス‧ユニットSin Titulo代表、演劇プロデューサー、演出家。日系ブラジル人等の外国人が集住する岐阜県可児市において、演劇を用いて日本人と外国人との交流を促進する「多文化共生プロジェクト」を2008年に立ち上げ、「ドキュメンタリー演劇」と呼ばれる手法で好評を博す。5年に渡ってフィールドワーク、企画、演出、製作を担い、2011年からは参加者の演劇による雇用創出と自立を促進している。2014年より東京芸術劇場の人材育成事業を担当し、芸術を用いた共生社会の実現と、それに従事する人材の育成を目指している。

講演概要:
外国人労働者が集住する可児市において「多文化共生プロジェクト」を立ち上げ、共通言語がない創作環境のなかで、「国籍」や「人種」ごとではなく「個」を見つめる作業を通してドキュメンタリー演劇にたどりついた経緯について語ります。また、地域NPOとともに演劇を用いた外国人の人材育成や雇用を創出し、2015年秋には英国の芸術団体とともにコミュニティに入って創作する予定であり、それらの試みの意義と課題についても言及します。

 

第2回【テーマ:ドキュメンタリー映画】

日時:平成28年1月23日(土)14:00−17:00 (13:30 より受付開始)
プログラム:映画上映 14:00−15:30/講演15:40−17:00
会場:帝京科学大学3号館 B1F講堂

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ドキュメンタリー映画『ハーフ』上映会&トークイベントを開催します。

映画『ハーフ』について:監督・撮影 西倉めぐみ、高木ララ/2013/日本/87分
多文化社会におけるハーフたちのストーリー
人々が頻繁に世界中を移動する時代となり、日本でもますます人々の移動が盛んになっています。そして、その日本には、両親のどちらかが外国人という人々が多く存在するようになりました。中には外見的に目立つ人もいれば、全く目立たない人もいます。ドキュメンタリー作品『ハーフ』は、このようなハーフたちの複雑な心境や、現代の日本での多文化的な経験を通して、発見の旅へと導きます。(映画公式サイトより抜粋)

講師:矢野デイビット、須本エドワード(映画『ハーフ』出演者)
参加費用:一般 1000円・学生 500円
 ※要事前申し込み
 ※小学生以下は無料
 ※学生は会場にて学生証を提示してください
 ※残席のある場合のみ、当日受付を実施[実施の場合は公式サイトにて告知]
 ※お席に若干の余裕がございますので、当日受付を実施させていただきます。
  予約なしでも、ご来場ください。

会場アクセス:
常磐線・東武線・つくばエクスプレス線・東京メトロ「北千住駅」西口よりバス5分、
「千住桜木バス停」下車後徒歩約3分

都営バス
北千住駅西口 ③番乗り場
端44 「駒込病院前」行きに乗車 千住桜木バス停(尾竹橋通り側)下車 徒歩約3分
王45 「王子駅前」行きに乗車 千住桜木バス停(墨堤通り側)下車 徒歩約2分

東武バスセントラル
北千住駅西口 ②番/④番乗り場 
北01 「西新井大師(本木新道経由)」行き (②番乗り場)
北02、03 「西新井大師(100号・本木二丁目・西新井駅経由)」行き (④番乗り場)
北04 「西新井駅西口」行き (④番乗り場)
北05 「江北駅」行き  (④番乗り場)
に乗車し、千住桜木バス停(墨堤通り側)下車 徒歩約2分
地図

DAVID
講師:矢野 デイビット(やの でいびっと)
ミュージシャン、タレント、司会、一般社団法人Enije代表。分野:音楽、スポーツ、社会問題、教育。
日本人の父とガーナ人の母との間に生まれ、ガーナで起きた暴動事件の影響により 6 歳から日本に移住。学業のほかピアノとサッカーを学び 18 歳まで児童養護施設で育つ。明星大学英文科卒業。学生時代からモデルや CM の仕事を始め、「ユニクロ」、「リカルデント」、「エネループ」、「インテル」などの仕事を経て、「すぽると!」、「世界ふしぎ発見」、「FOOT×BRAIN」、「5時に夢中!」などテレビ番組にも出演。その傍ら、好きだったピアノを通して音楽活動をスタートし都内を中心にピアノの弾き語りを始める。現在ではソロ活動のほか元 J リーガーで作詞作曲家の兄と薬科大学に通う弟とのユニットYANO BROTHERS としてもライブ活動を展開。

講演概要:
25歳の時、ガーナでのストリートチルドレンとの出会いをきっかけに「誰にも守ってもらえない子供たちを守りたい」という想いを抱く。自立支援団体Enijeを設立。2012年に一般社団法人化し、教育を柱にガーナで学校建設や教育する側の教育、運動会やサッカー大会を行いながら支援を続けている。また社会問題をテーマにしたトークイベント「箱舟に積むモノ」を立ち上げ、当事者を招き社会問題をシェアする活動を行っている。2013年出演したドキュメンタリー映画「ハーフ」出演以降、主にアイデンティティー、マイノリティー、人種差別、国際交流、異文化共存などをテーマに多数講演。本講演では、ハーフとして自身の経験、考え、またはそれに関連した現在の活動についてお話しします。

ED
講師:須本 エドワード(すもと えどわーど)
「ミックスルーツ‧ジャパン」代表。ベネズエラ人の父と日本人の母の間に生まれ、神戸で育つ。
日本につながりのある多文化な人々が集うボランティア団体「ミックスルーツ‧ジャパン」の代表として2006年より家族向けイベントや映画祭、コミュニティラジオ番組、更には2006年にNHKドキュメンタリーにもなったアート‧音楽祭と青少年向け表現ワークショップ「Shake Forward!」を企画。2010年からは大阪大学や南カリフォルニア大学との協同企画で学術研究を立ち上げ、積極的な社会対話促進活動を行っている。 今後はより「体感できる社会対話」のテーマを追求するため、公開フォーラムなどを充実する一方で移動展示会なども計画している。

講演概要:「多様性と国際化の違い:多文化市民を生かす社会対話とは」
海外からの移住や労働者受け入れ、難民問題を社会の多様化や国際化と位置づける一方で、日本にはニュー‧オールドを問わず多くの多文化市民がいます。彼等の多様性は複雑アイデンティティーによって特徴づけられ、「ハーフ‧ダブル‧クオーター」や「在日」とひとくくりにいえども、あまりに多様な背景とストーリーがあり、実は互いの共通点は限られています。しかし、明確に彼等が共有するのは「日本」という存在や思想です。拠り所やトラウマ、未知の国や唯一の住処とそれぞれ捉え方や接点は違えど、「日本」とは彼等多文化市民にとっては切っても切れない要素であり、ルーツであります。そんな彼等が単に「国際化」や「移民問題」のレンズを通して扱われるのではなく、有機的‧自発的に社会に根ざし、想像力豊かな活動でまちづくりに貢献することを促進することは、日本に似合った多文化に柔軟な社会作りを実現するために重要な社会基盤構築の要素です。ミックスルーツ・ジャパンの活動や経験の紹介を通して日本に適した多文化に柔軟な社会作りに関してみなさんと対話します。

2015.9.11

大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」

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日  時:平成27年10月11日(日) [小雨決行・雨天時内容変更]

【小雨決行・一部内容変更のお知らせ】
※本日開催の大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」は、雨の影響により一部内容を変更して開催いたします。

13:30 開場(屋台、装いづくりワークショップ受付開始)
15:00  「しゃボンおどり、色彩をまとって泳ぐ」
18:00  「半時の永遠、きらめきの流れにたゆたう」  [各回30分程度]
出  演:くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美、松岡美弥子]、桔梗みすず、野田 麗、
千葉広樹、西本夏生、大久保由美、水越 朋、千住ちんどん、だじゃ研バンド ほか
衣装協力:佐藤 茜
料  金:入場無料(申込不要) ※屋台は有料
会  場:東京都中央卸売市場 足立市場(東京都足立区千住橋戸町50)
アクセス:北千住駅(西口)から徒歩約15分 / 千住大橋駅から徒歩約3分
※駐車場のご用意はありません。公共交通機関をご利用ください。

 

シャボン玉の海にもぐる

千住のシャボン玉、今年は市場の大空間に挑戦です。

無数のシャボン玉で見慣れた景色を変貌させるアートパフォーマンス「Memorial Rebirth」。
千住で5年目を迎える今回は、足立市場が光の空間に変わります。

シャボン玉が湧きあがるのは、昼と夜の2回。それぞれまったく違う風景が現れます。

昼は、恒例の「しゃボンおどり」。今回は色鮮やかな衣装が初登場します。陽を浴びて七色に光るシャボン玉のなか、衣装をまとっておどりの流れに身を任せれば、泳ぐさかなの気分です。

夜は、光のパフォーマンス。今年のテーマは「永遠なる自然の流れ」です。きらめくシャボン玉が、こちらでは風に乗って飛び、あちらでは小さく渦を巻き、時に繊細に、時に大胆に、流れに翻弄されます。 永遠を感じる半時に、ぜひたゆたってください。

湧きあがる光の粒は、あたかもその土地の忘れられた記憶が蘇り、立ちのぼってくるようにも見えます。そして、あなたのなかに、忘れられぬ新たな思い出が刻まれるでしょう。

 

■「Memorial Rebirth 千住」の歩み
千住での初開催は2012年の3月、いろは通り。同年11月の千寿本町小学校ではオリジナルの盆踊り「しゃボンおどり」を制作し、こどもも大人もひとつの輪になって踊りました。2013年10月には千寿常東小学校で、初めて夜に開催。まちを歩いて言葉を集め、「しゃボンおどり」の言葉に千住らしい歌詞ができました。2014年11月には、「太郎山公園」の愛称で地元の人々に愛されてきた千住旭公園での開催。屋台の出店で地域の方との新しい繋がりができ、2エリアに分けてのマシーンの配置により公園内はシャボン玉であふれる空間になりました。

■装いづくりワークショップ
「しゃボンおどり」を彩る衣装制作のワークショップを開催。
衣装をつくって、踊りを覚えたら、一緒に「しゃボンおどり」に参加しよう!
時間:14:00〜15:00(13:30受付開始)

■今年も屋台が出店
千住名物ねぎま鍋など、地域の方々が出店。心も身体もあたたまります。
時間:13:30〜17:45
メニュー一覧:
NPO法人千住文化普及会/千寿葱ピクルス、芭蕉せんべい
かどのめし屋/千住魚河岸ねぎま鍋、まぐろメンチ、すりみ揚げパン
河原町自治会/玉こんにゃく
千住いえまち/シャボンわたがし、ハーブティ
千住を守る会/ポップコーン、みたらし団子
チャイヤイ/パッタイ、プーアル茶、プーアルオレ、タイティー、ベトナムのジャスミン茶、すだちジュース
橋戸町自治会/もつ煮込み、ソースせんべい
※売り切れ次第終了。
※メニューは変更になる場合がございます。

 

協力:東京電機大学ロボット・メカトロニクス学科、千寿リーグ、有限会社千富士オート、菱新運輸株式会社、
おかめひょっとこ元気連、柳原有志の桜会、千寿双葉小学校開かれた学校づくり協議会、千住緑町町会、千住緑町商店会、千寿常東小学校おやじの会、古着回収にご協力いただいたみなさま
協賛:旭染工(株)、朝日新聞(株)イワキ、阪田屋呉服店、ファッションリサイクル遊遊

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